生活の疑問

なんでスマホは4gから5gになるの?

なんでスマホは4gから5gになるの?

最近、スマホを買い替えるときやテレビのCMなどで「5G対応」という言葉をよく耳にしますよね。
でも、「今の4Gでも動画はちゃんと見られるし、なんで 4g 5g でこんなに騒がれているのかな?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

実は、多くの人が同じように感じているんですね。
この記事では、そんな「なぜ4Gから5Gに変える必要があるのか」という疑問への答えを、専門用語をできるだけ避けてわかりやすくお伝えします。
最後まで読んでいただければ、ご自身のスマホ選びや日々のインターネット生活が、もっと快適で楽しいものになるヒントがきっと見つかるはずです。
私たちと一緒に、新しい通信の世界をひも解いていきましょう。

4Gの限界が近づき、未来の生活を支えるため

4Gの限界が近づき、未来の生活を支えるため

ずばり結論からお伝えしますね。
私たちが4Gから5Gへ移行していくのは、これからの時代に必要なデータ量や機器の数に、今の4Gだけでは対応しきれなくなってしまうからなんです。

今はスマホで高画質な動画を見たり、オンライン会議をしたりするのが当たり前になりましたよね。
さらに、スマホだけでなく家電や車など、さまざまなものがインターネットにつながる時代がやってきています。
そうした「未来の便利な生活」を支えるために、もっとパワフルな通信網が必要になった、ということなんですね。

世界的なデータ急増とIoTの普及が背景

世界的なデータ急増とIoTの普及が背景

「でも、今のままでも十分じゃないの?」と思う気持ち、すごくわかります。
ここでは、もう少しだけ深く、なぜ新しい技術が必要になったのかを見ていきましょう。

世界中でやり取りされるデータが急増している

近年、YouTubeやNetflixのような動画配信サービスが普及し、リモートワークでのビデオ通話やクラウドゲームを楽しむ人が増えましたよね。
これにより、世界中でやり取りされるデータの量が、私たちが想像する以上に爆発的に増えていると言われています。

今の4G(LTE)はとても優秀な通信網ですが、一本の道路にたくさんの車が押し寄せると渋滞してしまうように、このままでは通信がパンクしてしまう恐れがあるんです。
そこで、より太くて大きな「新しい道路」として用意されたのが5Gなんですね。

たくさんのモノがネットにつながる時代になる

もう一つの大きな理由が、IoT(モノのインターネット)と呼ばれる技術の広がりです。
これからはスマホやパソコンだけでなく、スマート家電、街の監視カメラ、工場のロボット、そして自動運転の車など、数えきれないほどの機器が同時にインターネットにつながるとされています。

4Gの場合、1平方キロメートルあたり約10万台の機器をつなぐのが限界だと言われていますが、5Gならその10倍、なんと約100万台もの機器を同時につなぐことができるとされています。
これってすごいことですよね。
私たちの生活をまるごとサポートする社会のインフラとして、5Gはなくてはならない存在になりつつあるんです。

高周波数の活用で圧倒的なスピードを実現

仕組みについても少しだけ触れておきますね。
5Gが圧倒的なスピードを出せるのは、「高い周波数の電波」を使っているからなんです。

4Gでは主に3.6GHz以下の周波数が使われてきましたが、5Gでは「Sub6(サブシックス)」と呼ばれる3.7GHz帯や4.5GHz帯、さらに「ミリ波」と呼ばれる28GHz帯といった、より高い周波数が使われています。
高い周波数ほど一度に運べるデータ量が多くなるため、高速で大容量の通信が可能になるとされています。
また、たくさんのアンテナで効率よく電波を飛ばす最新技術も組み合わさって、この驚きのスピードが実現しているんですね。

私たちの生活を変える便利な3つのメリット

「理屈はなんとなくわかったけれど、実際のところどう便利になるの?」というところが一番気になりますよね。
ここでは、私たちが普段の生活で実感できるメリットや、これから期待されている未来の姿を3つご紹介します。

1. 映画や大容量データのダウンロードがあっという間に

まず一番わかりやすいのが、通信速度の速さです。
4Gの最大通信速度は約1Gbps程度ですが、5Gの理論上の最大速度は10〜20Gbpsと、なんと4Gの約10〜20倍ものスピードになると言われています。

たとえば、2時間ほどある高画質の映画をスマホにダウンロードしようとしたとき、4Gだと数分かかっていたものが、5Gならたった数秒で終わってしまうイメージです。
これなら、お出かけ前の忙しい時間でも、見たいドラマをサクッとダウンロードして電車の中で楽しむことができますよね。

2. 混雑した場所でもサクサクつながる

お祭りや花火大会、コンサート会場、または朝の満員電車などで、「スマホの電波は立っているのに、全然インターネットにつながらない!」とイライラした経験はありませんか?
これは、同じ場所でたくさんの人が一斉に通信しようとして、電波が渋滞を起こしているからです。

先ほどもお伝えした通り、5Gは一度にたくさんの機器をつなぐのが大得意です。
そのため、人が密集している場所でも通信が混雑しにくく、いつでも快適にスマホを使えるようになると期待されています。
これって、地味かもしれませんがとっても嬉しい進化ですよね。

3. タイムラグが消えて「リアルタイム」が可能に

もう一つのすごい特徴が、「遅延(タイムラグ)がほとんどない」ということです。
4Gでの通信の遅れが約10ミリ秒なのに対し、5Gでは約1ミリ秒と、およそ10分の1にまで縮まるとされています。

これがどう役立つかというと、たとえばオンラインゲームの対戦でボタンを押した瞬間にキャラクターが動いたり、VR(仮想現実)の世界で自分の動きがそのまま反映されたりと、よりリアルな体験ができるようになります。
さらに社会全体で見れば、離れた場所から医師がロボットを操作して手術を行う「遠隔医療」や、安全な「自動運転」の実現にもつながる重要な技術なんですね。

買い替えを急がず、賢く付き合う3つのポイント

ここまで読んでいただいて、「じゃあ、すぐにでも5G対応のスマホに買い替えたほうがいいの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
焦らなくても大丈夫です。
ここで、今すぐできる確認や、知っておきたい注意点をいくつかまとめました。

  • 自分の住んでいる地域が対応エリアか確認する
    各携帯会社のホームページで、使えるエリアのマップを見ることができます。
    実は、日本では都市部を中心にエリアが拡大中ですが、まだ4Gほど全国どこでも使えるわけではありません。
    まずはご自身の生活圏が対応しているかチェックしてみてくださいね。
  • 自分のスマホの使い方を振り返ってみる
    LINEでのメッセージのやり取りや、ちょっとしたニュースを見るくらいなら、今の通信環境でも十分に快適です。
    一方で、外で高画質の動画をたくさん見たり、パソコンをつないで(テザリング)仕事の大容量データを送ったりする方は、新しい通信の恩恵を受けやすいかもしれません。
  • スマホの寿命が来たタイミングで買い替える
    無理に急いで買い替える必要はありません。
    最近販売されているスマホは、中くらいの価格帯でも最新規格に対応しているものが当たり前になってきています。
    「今のスマホのバッテリーの持ちが悪くなってきたな」と感じたタイミングで、自然と対応機種を選ぶのが一番スムーズな方法ですよ。

ちなみに、新しい高速通信を使うと、今までよりもスマホのバッテリー消費が少し早くなる傾向があると言われています。
また、エリアの端っこなどで電波が不安定な場所だと、スマホが新旧の電波を行ったり来たりして余計に電池を使ってしまうことも。
そんなときは、設定で一時的に「4Gのみ」にしておくのも一つの賢い使い方です。

進化する技術を知って快適な毎日を

いかがでしたでしょうか。
ここまで、通信規格の違いや、なぜ新しい技術が必要なのかを一緒に見てきました。
大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • 世界的なデータ増加やIoTの普及により、これまでの通信網の限界が近づいている。
  • 最新の通信網は「超高速・大容量」「超低遅延」「多数同時接続」が大きな特徴。
  • 動画のダウンロードが一瞬で終わり、混雑した場所でもつながりやすいメリットがある。
  • 無理に急がず、自分の使い方や買い替えのタイミングに合わせて取り入れるのがおすすめ。

なんだか難しそうに聞こえる最新技術も、実は私たちの暮らしをより便利に、豊かにするために進化してくれているということがわかりますよね。

あなたのペースで楽しんでいきましょう

新しい言葉や技術が次々と出てくると、「ついていけるかな…」と少し不安になってしまうこともあるかもしれません。
でも、どうぞ安心してくださいね。

世の中のインフラがゆっくりと切り替わっていく中で、私たちが特別に意識しなくても、自然と便利な機能を使えるようになっていきます。
今回知っていただいた知識は、きっとこれからのスマホ選びや日々のインターネット生活で「知っていてよかった!」と思える瞬間につながるはずです。
ぜひ、ご自身のペースで新しい時代の便利さを楽しんでいってくださいね。